浮気性な貴方
こんなに好きになっちゃって、離れられそうにもなかったから…。


だから、それでもいいと思ってた…。


だけど、辛いよ…っ。


苦しい…っ。


好きすぎて、どうしたらいいの?


そんな暗い気持ちを晴らそうと、屋上へと踏み込んだ。




だけど、これが間違いだったの…。


「…ん。んんっ…」


え?


「…ゅ…へぃ」


何だろう…?


そう思って、声のする場所まで寄って行ったのが間違いだった…。

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