向日葵のような笑顔の君へ
過去
「なぁ、みのりちゃんとは
どこまで行った??」





「ぶっ」





夏から秋に代わり始めた季節。

少し肌寒く、俺はホットココアを
飲んでいたが吹き出してしまった。



瞬のせいで。




「いきなり何聞くんだよ…」




屋上のコンクリートに
吹いたココアをなんとなく
見つめながら聞いた。




「いや、気になるし」




ニヤニヤと気味の悪い笑みで
見てくる瞬。

隣にいる啓もニヤニヤして。




2人してガキかっ。




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