なぁ、好きなんだよ。
ねぇ、好きだよ。
高校一年生の春。

鳥が鳴きはじめそこわもう朝だった。



雄太「おい。咲っ起きろっ咲ーーーっ朝だぞー。」
咲「もぅっうるさいなぁ眠いの!寝かしてよーっもう今日は休むからっ」

雄太「おいっ、おまっ馬鹿か?!休むとかふざけんなよボケナスっ!いいから学校行くぞっ学校行かないと罰金五百円ー。」


咲「はっ?!何よボケナスってわかったよ学校行くからちょっと待ってて!」

雄太「早くしねぇと置いてくかんな」

咲「はいはい。」

雄太「はいは、一回でいいんだよばーか。」

咲「てか時間ないじゃんやば。2ケツしていくよー」

雄太「は?!咲が漕げよ?俺を落としたら刑罰、」

咲「刑罰ってなにそれ笑」

雄太「さあな、てかスピードアップしねえと遅刻すんぞ」

咲「ちゃんと捕まっててね。落ちたら知らないよ」

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