白黒

第一章


「たったすけてくれ」
「バカじゃないの」

赤毛の悪魔が、壁に追い詰められた男に言う…一応兄貴湊樹だ。(次男)
「湊樹。辞めとけ…」

で、これが長男の優奏
黒髪に、青メッシュが入っている
「優奏さん…早く終わらせなよ。寝たいんだけど…」

そして、茶髪(金髪に近い)に赤メッシュが俺、悠湊一応長女

「んなムチャな聞かなきゃいけないでしょ?主犯格のこと」
「兄貴は、優しすぎなの」
「だって、名前に優しいが入ってるし(笑」
「バカじゃないの」
「兄貴にむかって」

ほら、二人が遊んでるから逃げようとしてんじゃん( ̄っ ̄)コイツ
「…時雨」

そう左手に問いかける。
俺の左腕にある、入れ墨から、弓が出てくる。そして、逃げようとする男に向け弓を放つ。

「ぎゃー」

見事に肩に突き刺さる。

「ヒュー悠ちゃんやるぅ」
「優奏さんが躊躇うからいけないんだよ?聞き出す必要なんかない。どうせ下っ端だ…何も知らない(苦笑 なら、必要ない…殺せば良いじゃんつか…湊樹さん悠ちゃんってなんだよ」
「た…頼むたったすけてくれは、はなす話すから待ってくれ」
「だってどうすんの兄貴」
「どうすんの悠湊」
「俺に聞くなよ優奏さんや湊樹さんが決めなよ」

いつも、そうだよこの人ら…

「姫が決めなよ。一番強いし(笑」

んだよそれ
てか…姫は止めろよ優奏さんよ俺ら3人は能力者…純血で7剣士って言われてる…でその中でなかなか居ない先祖返りが俺。
一番力が強いみたいだよ(苦笑
俺は良く分からないけど。

「なら、殺せば」
「やっぱそうだね~」
「さて、姫どうすんの殺しかた」
「俺がやる」

そしてもう一度、弓を相手にむける。

「まっまて……ぎゃー」

塵のようにきえていった男。
純血の能力者なだけあり、命は良く狙われる。俺らの命は利用価値があるからね(笑
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