★★★★★
臨場感が半端じゃない


まるで映像を見ているように、ページを進めていくうちに自然に頭で場面が再生されていきます。


双子の妹を憎む主人公と姿を消した妹の真実。

孤独から頑なになった主人公が妹を取り巻く面々に巻き込まれ、さらには悪質な事件まで起こってしまう。

主人公を見舞う不幸や恐怖に理不尽さを覚えながら、人間の綺麗事にできない狡さや汚さ、弱さが見事で、素晴らしいです。

私は主人公にとても感情移入してしまったのですが、最初は身勝手と思える登場人物たちの主張を聞いているうちに、受け取り方や視点の違いで同じ物事が別物になるのだと実感しました。


読んで大大満足(^^)
この作品をこれから初めて読める人の新鮮さやワクワク感が羨ましい…!

ラストではまさかの蓮の変わりように思わずにやにやしちゃいます(笑)


森岡千咲
14/05/21 00:56

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