怖い話
入ったのはトイレの個室


和式のトイレだった。



息を整えていると足に違和感を感じた。


何かに掴まれている感覚…だがそれはすごく冷たい



見てみると自分の足を掴んでいたのは手…人間の手だった。


足を振って逃れようとするが手は取れない。



よく見てみると手首の所で切れていて血がボタボタと垂れていた。


身体中の血の気が抜けていく。



その時
こんな夜中に鳴るはずも無い学校のチャイムがなった。




それは終わりを告げるチャイムだった。


その後この小学生を見た者はいない。



時は1時を回っていた。



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