とある魔術師の日常生活


東国最大の貴族四家の一つ篠田家。

その篠田家本邸の近くに音もなく現れたのは漆黒のローブに身を包んだ青年。

東国魔術師団総団長の佐木風音。


彼は本邸へは行かず本邸の近くにある森へと向かう。

途中、何重にも施された厳重な結界の壁を次々すり抜けながら進む。


その先にあったのは一軒の廃屋。


躊躇い無くその廃屋に入ると中に居たのは一人の少女。


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