カゼヒキサン。

カゼヒキサンの二日目の夜…

<カイトサイド>

手をつないで。

二人何も話さないで歩く。


10分くらいたったかな。

瑞希っちに着いた。


「瑞希、鍵。」

「ん…………。」

とろーんとした目で鍵を取り出す瑞希。

「…眠いか。」

その目が可愛くて、思わず頭をなでる。

うん…と少し笑ってうなづく瑞希。


…か、可愛い。


ふらふらしてた瑞希は危なかったから

お姫様だっこで部屋に運ぶ事に。

そしたら…もう瑞希は寝てた。


部屋について、ベットに寝かせる。

ふぅ。

「…俺どうしよ。」


とりあえず、瑞希の母さん帰ってくるまでここで看てるか?


どうしよう。


そうしよう。
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