私と心とぶりっこさん

1ー3

「…っく!」

力が出ない。何故だろう……

「…早く言わないからこういう事になるのよぉ~」

下を見ると足に針が刺されてる。

意味分からないよ。

季夏…

誰も近くに居ない。

イヤダイヤダ

「早く何か言いなさいよ!」

助けてよ…

「…けて」

「ほら!早く『私は七様に従います』って。そうしたら助けるわぁ」

こんなの強制じゃない!
でも…このままじゃ命に関わるかも…

「わ…私は七様に従います……………」
言った…終わりだ…
「パチパチパチ!はぁぃ!よくできましたぁ!」
手には録音機を持っていた。
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