君のお隣



しばらく泣いていたら遠くから足音が聞こえて私は廊下の柱に隠れた。



泣いてるのは誰にも見られたくないし‥



私は柱からチラッと廊下を見た。



「ぇ‥颯ちゃん‥」



颯ちゃんの姿はたとえ遠くても分かる。



颯ちゃんはトイレに入っていった。




隠れといてよかった‥‥



私が安堵の溜め息をついた時



「愛華?」



ビクッ


私は以上な程にビックリしながら声のする後ろを向いた。


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