君のお隣



俺は別にモテたい訳じゃない。


ただ一人の女に好きになってもらえれば俺は構わない。



一緒に隣に歩きたいのも

一緒に話したいのも

全部‥‥‥



「愛華だけ‥‥」


そう、愛華だけで充分。



「ん?何か言ったぁ?」


「別に‥」


そうだった、今こいつといるんだった。

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