死神の見習い
俺、ヤベェ…大人になった
「キャンプ。一度行った事があってね。僕好きなんだぁ…お兄ちゃんは好き?」

<俺?あぁー…生きてた頃良くやってたなぁ好きやけど?>


唐突な質問。慎也は話題を変えようとしてるんかと思った


「連休の時に行ったんだぁ〜」

<せやなぁ〜夏休みとかは何回も行ってたなぁ〜>


あの頃の俺は、時間が無限やと思っていた。毎日が楽しかった

俺が思い馳せ懐かしんで慎也を見ると慎也は目を細めて笑っていた
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