秘密の相談室 2

美術館の幽霊騒動

その日の夕暮れ近く俺は蒼汰くんに幽霊騒動の話を聞くために近くのファミレスに来ていた。

コーヒーと紅茶それぞれ注文し早速その話を聞く。

話内容は深夜になると
女性の幽霊がある男性の書いた絵をただただ見つめている…
と言うもの。
実際に被害がないのならそれで良いと思ったのだが…
｢とにかくそこの警備委員が怖くて仕方がないんだってよ｣

と蒼汰くんはなかば半笑い警備委員があわれで仕方がない。

｢話はわかった｣

｢じゃあ…改めて依頼の方よろしく｣

と蒼汰くんは伝票を持って席をたった。
高校生にとってはとてもありがたく紅茶をごちそうになった。