桜廻る

四、二度目の別れ





次の日。


起きると、土方はもういなかった。





「土方さん……!」





また、涙が出てくる。


悲しくて悲しくて……堪らなかった。


それでも体を無理矢理起こして、時尾のいる所へ向かう。


時尾は、雅の顔を見て目を丸くした。





「雅さん⁉目がすごい腫れてますよ⁉」


「え……」





ぽろりと、涙が出てきた。





「雅さん⁉」





八重も駆け寄ってきた。




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