インテリメガネの奥から、睨むように見つめ、

「できるな?」

 と、問われたのなら、些細なことでも生死をかけて成功させて、褒められたいと思ってしまう。

 それくらい、好きで、私の心を満たしてくれているけど。

 「好き」って言って、キスしてくれたけど、だけど、私の気持ちはきっと何も、何も伝わっていないんだと思う。

 

この作品のキーワード
バツイチ  独立  独身  やくざ  年上  後輩  クール  遊び  転職  せつない