『愛してる』って囁いて。

恐怖と親友






「...ん......」




カーテンの隙間から差し込む光で目が覚めた。




あれ、私......。





「痛っ......!」




ベッドから降りようとしたら下半身に鋭い痛みが走る。




そうだ...。

私、昨日怜に......。




思い出しただけで体が震える。





昨日の怜の冷たい眼が、表情が...、怖かった。




それに、私初めてだったから......




「...うっ......」





私の瞳から涙が溢れ出す。




初めてが大好きな怜だったのは、嬉しい。



嬉しいけど...、昨日の怜がものすごく怖かったから......。










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