ただ、不安が心を覆う。
 私はなんとなく育てているアイビーに水をやった。
 なんとか枯れないでいてくれるのは、多分芳樹が時々水やりをしてくれているからだろう。

 私が水やりを忘れるのはしょっちゅうだが、芳樹はそういうことが好きなのか、私に気づかれないよう、こっそり水やりをやっている。

 芳樹のそういう行動が好きであり、嫌いだった。
 もっと堂々と水やりくらいすればいいのに、と思う反面、私を思って水をあげてくれていると思うと優しさを感じる。

たっぷりと水をやると、アイビーは心無しか元気になったようにも見える。

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