輝く光の中で
告白
昨日のアルの部屋での事は、何となく、誰にも言ってはいけない
気がしたので、アリス達にも黙っていた・・。

携帯を取り出し、私は、日本にいる莉那に電話した。

「もしもし、莉那?元気にしてた?」

「万梨阿~!元気よ~!珍しいわね、電話してくるなんて?
 メールじゃ用が足りなかった?」

「うん、ごめん、実は、送って欲しいものがあるんだけど・・・・。」

「な~に?」

「うん、日本の四季の写真集があったら、それを2冊と、日本茶を
 送ってくれる?」

「了解、お安い御用よ!すぐに手配するわ!」

「ありがとう、助かるわ!ところで、智と連絡取ってる?」

「もちろん!、来月あたり、日本に帰って来るみたいよ!」

「そっかー・・・。智も社会人になるんだ・・・・。」

「そうよ。智さん、大変だと思うわ・・・・。」

「莉那、智を支えてやってね!」

「わかっているわよ!」

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