恋を知りました。~初恋はイチゴミルク味~
一話

始まり


生まれて初めて


恋を知りました。


「奈帆!食堂行こう」


友達の夕美が背中まである長い茶色の髪を掻き分けながら、授業が終わると手招きして呼んできた。

「うん♪」
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