「同じ空の下で…」
第7章 countdown…2
■第7章 countdown…2




[from:岡崎 瞬]

[sub:無題]

[text:水曜、あと6件一気に行ける?]



月曜日──。

私は月曜日が大嫌いだ。

その理由は、土日に楽しい事があると全てをリセットして、また日常に戻りなさいと言われている気がする。

それがとても寂しさを感じさせるからだ。

そんな月曜日の憂鬱な気分を盛り上げてくれるかのように瞬からのメールが届いた。





[To:岡崎 瞬]

[sub:RE:無題]

[text:ダイジョウブダヨ]


すかさず返信文を作る。

敢えてカタカナで本文を打ち込むとそのまま瞬に送信した。





[from:岡崎 瞬]

[sub:無題]

[text:今日と明日、出張~。艶香にお土産買ってくから。]


珍しくこんな速さでメールを返してくるのは、
きっと瞬も今、電車の中とか新幹線の中とか電話できない状況にあるのだろう。

いつもの彼ならすぐにでも電話がかかってくる筈だ。



[To:岡崎 瞬]

[sub:RE:無題]

[text:キタイシテマス]


またわざとカタカナで送信する。

特に特別な意味はない。




駅につくと、ごった返した駅の中を相変わらず憂鬱な足取りで、会社への路を歩いた。

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