星になる
タイトル未編集
「お母さん?今から帰るね」
携帯を鞄にしまい、歩き出す。
あの頃の涙はもうない。
空は何とも言えない快晴。
真紀は鞄にしまった携帯を
もう一度取り出し、空にレンズを向ける。
あの日の空を撮ることは二度とない。
それでも真紀は歩き続ける。
佑との想い出を抱き締めて…。
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