――キィン……







「センター走れ!」



「ホームカバー!」







空き地に近いグランドに、甲高い声と金属音が響いている。



あれから七年、私と誠は小学校に入学したその日に、唯一の野球チームに入部した。



私達を合わせて部員が11人だったそのチームは、みんなド素人かってくらい下手くそばかりで。