溺愛マリオネット

「とーまおにいちゃんはおにいちゃんみたいにやさしいからだよ!でもね、たまきね、はずかしいけどしょうらいはとーまおにいちゃんのおよめさんになりたいんだ!」


エヘヘと笑う珠季に結愛はたまきととーまはずっといっしょだねと言ったのだ。


次の日も次の日も3人で遊んだ。
来る日も来る日も…。

そんなある日冬馬に

「たまき、しょうらいはぼくのおよめさんになってくれますか!」
待ち望んでいた言葉を言われたのだ。


恥ずかしくて顔を赤面にさせる冬馬に嬉しくて泣く珠季、びっくりしながらも見守ってくれる結愛。

ほんとにほんとに嬉しくて、
こんな事を言ったんだ。
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