溺愛マリオネット


そう思った時にはバットは振り上げられていて…

簡単に人の骨など折れてしまえそうな程思いバットを私の足にめがけて…



彼に出会うまでは幸せだった。
普通に家族と暮らせていて、

当たり前の幸せがそこにはあった。


「なぁ、珠季?・・・・全ての元凶は西園寺のせいだと思うよ…」



でも今は・・・・・


「西園寺なんかに縛られて離れるぐらいなら俺は名前なんか捨てたかったよ…・・・・・・・・・・・


ごめんな…」



もう…



「きゃあ゙あ゙あ゙あ゙あああ!」




もうそんな、幸せな夢すら見れないんだ。






【END】





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