裏切りゲーム

『おーい!遊ぼーよー!!』

「いいよー!何して遊ぶ?」

これは‥夢か?
このオレは小学校低学年ぐらいかな?

「「ぼくもいれてー」」

『いいけど…あなた?誰?』

「「え?同じクラスの‥だよ!」」

「ゴメンー!影が薄いっていうか存在感が」

アハハハ‥‥


ハッ!

「なんだ…あの夢‥、っいってーなんでオレこんなところに‥あ!おじさんに殴られたんだ!!」

ハァ…、一つの箱に一つだけしか入ってないのすっかり忘れてた。
でも、オレがまだ消えてないってことはまだ全部見つけてないのか?

倉庫の窓の外は暗い、倉庫の中は真っ暗だ。

「なにも見えん…、あ!そうだ、もしかしたらこのあたりに‥あった!オレのバック!この中に懐中電灯が‥」

持ってきてて本当に良かった。

よし!これで地図が見れる、いったいどこを見つけてないんだ?ここはもう見つけてー、これは多分見つかったと思うしー‥あれ?これ11個しかねーぞ?確か宝は全部で12個…。



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