同棲生活·2
目を覚ました時からそんな気はしていたのよ。

記憶はない。2日酔い。
こんなこと、久しぶりだ。
胸焼けもして気持ち悪い。

もういいや。会社は休もう。世間ではこれをサボりというのだ。

会社に電話をしようと、携帯を探すけど見つからない。

どうやら寝室にはないらしい。

仕方なく、ベッドから起き上がる。

「いたたた.....」

頭痛と胸焼けのせいで、リビングにあるであろう携帯を取りに行くのにのろのろになってしまう。

携帯はリビングのテーブルの上に置かれていた。

ソファーに座り携帯を手に取ると、メールが数件。

全部、亮二からだった。


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