僕と再婚して下さい。
あたしは素直に洋介に送ってもらうことにした。

少しでも一緒にいたいから。

まるで、あたしと洋介はつき合い立てのカップルみたいだ。



それから、あたしは朝の支度を始めた。

シャワーを浴びた後、朝ご飯の用意をしていたら、お母さんがキッチンに入ってきた。


「あらっ。珍しく早起きじゃないの」

「おはよう」

「ふーん。昨日、洋介君泊まったのね。だから朝ご飯作ってるのね」

「うん。まぁ」


お母さんがニヤニヤしている。


まさか、昨日の行為中の声聞こえてないよね!?

今更、不安になってきた。

大丈夫だよね……?







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