僕と再婚して下さい。
あたしの肩に回された川崎さんの手に力が入る。

振りほどこうとしていたことを気づいたの?

こいうとき、どうしたらいいの?


何だかクラクラする……。

ビールのせい?

いやいや、まだ半分も飲んでない。

それにあたしはお酒は強い方だし。

それとも、日差しのせい?

いやいや、ここは屋根付きのバーベキュー場だし。

でも、クラクラする。

「舞ちゃん?」

川崎さんの声が遠くに感じる。


「舞ちゃん!」


あたしの記憶はここで途切れてしまった。



< 58 / 394 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop