SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~

ー克己side-

事前に約束しているなら、マイカー通勤しなかったのに。



俺はノンアルコールビールで我慢した。



結生は酔いつぶれ…仕方がなく俺の部屋で介抱する羽目になった。



「お帰りなさい…」



「蘭莉…お前…起きてたのか?」



「はい」



「後ろの方は??」



俺は眠る結生をおんぶして何とか部屋に入った。



「重かった…」



俺は結生を背中から下ろして、床に寝かせた。



「高校時代からの親友の白石だ」


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