SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
専務からもらった車のキーでロックを解除。



「お邪魔します…」



助手席に乗り込み、専務を待つ。



車の芳香剤はミント系の爽やかな匂い。



私は隈なく車内に視線を向ける。



さすがは綺麗好きな専務…ダッシュボードにも塵一つ落ちていない。



でも、左ハンドルの車に乗ったコトのない私は自分の助手席の位置に違和感を感じる。



「!?」


コンコンと誰かが助手席側の窓を軽く二度叩く。


専務の姿を見て、私は安心した。














< 40 / 237 >

この作品をシェア

pagetop