SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
* * *


「ずいぶんと寂しくなったなぁ…ここの商店街も」


「…都市再開発計画のエリアにこのあたりは入っているから…徐々にみんな…店を閉めて…引っ越ししちゃって」



私が幼い頃は栄えていた商店街。


今はシャッターの閉まった店ばかりが立ち並ぶ。



昼間から閑散として、人通りが少ない。

夜は街灯が少なく閑散した上に、不気味な雰囲気が漂う。




商店街の入り口付近に車を停めてもらい、降りた。



「今夜は御馳走様でした」



「…お前の父親と同じラーメンの味だと言いたかったのに・・・まさか…弟子のラーメン屋だったとは」













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