愛と颯太は、会場に着くと、早速、知り合いから、結婚の祝福を
受け、また愛を紹介しながら、パーティーを楽しんでいた。

主催者の社長にも、

「今日は、お招き、ありがとうございます。素敵なパーティーですね。」

「ありがとう。島津君も、こんな綺麗な御嬢さんを妻に貰って、
 羨ましいよ・・・」

「ハハハッ、ありがとうございます。本当に僕には勿体無いくらいの
 女性です。」

「いや~、島津君も惚気るね~ハハハッ」

そんな会話をあちらこちらで交わしながら、愛は、持ち前の魅力で
パーティー会場の人々を魅了していった。

愛は、語学も達者で、聞くと6か国までイケると答えた。

颯太も同じくらい堪能だが、今まで自分と互角に立てる女性がいなかった
せいか、愛の魅力にどんどん嵌って行くのを感じた。

会場の中では、颯太がぴったりと愛に付いていたので、愛個人で声を
かけられることはなかったが、愛一人だと、かなり声をかけられただろうと
思われるほど、男達の、嫉妬の眼差しを、颯太は感じており、終いには

「愛、絶対に一人でパーティーに参加するなよ!」

と、愛に言ってしまった。

「どうしたの?おかしな人ね?大丈夫よ。私なんかに声をかける人
 なんかいないから。案外、心配性なのね。クスクスッ」

颯太は、愛が自分の魅力に気づいていないことに、頭を抱えた。

「お前は、気が付いていないのか・・・・はぁ~・・・」

「へぇ?だって、今までもパーティーに参加しても、一度も
 声をかけられたことなんかなかったわよ。
 あっ、そうそう、いつも楓が一緒だったからかもしれないわ?」

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