そんな愛の病室に、西園寺の両親と兄の孝太郎、そして島津の両親が
駆けつけた。

5人が病室に入って来ると、まず兄の孝太郎が、

「島津さん、これはどう言う事ですか!?」

孝太郎は、怒りを露わに颯太に詰め寄った。

「本当に申し訳ありません。全て、私の責任です。」

「愛は、結婚式の前日に、あんたが恋人と別れていないのを知りながら
 結婚したんだ!何で、愛と結婚する前に別れなかったんだ!」

バシッ!! 孝太郎は、颯太の胸ぐらを掴み、颯太を思いっきり殴った!

ガタッ・・・

「孝太郎、ここは病院だ。止めるんだ!それに起きてしまった事は
 仕方がない。でも、颯太君、何故、こうなったか説明してもらうよ!」

愛の父、竜太郎が、口を開くと、

「愛、なんて可哀想に・・・まさか刺されるなんて・・・・」

愛の母は、涙ながらに呟いた。

「おじさん、おばさん、ごめんなさい。私が一緒に居たのに、こんな
 事になってしまって・・・・私が悪いんです・・・・」

楓も、思わずそう言うと、泣き出してしまった・・・。

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