―――……チリン。

鈴の音。

いつの間にか辿り着いた世界、そこは「神隠し」の向こう側だった。



『神隠し……なんて、そんな、……っ』
《東条 凛(トウジョウ リン)》


「お前は元の世界に戻れやしない。この手を取れ」
《シン・ケヴィル》




「ささ、此方に。歓迎しますぞ、貴方が来るのを心よりお待ちしておりました」

――…「あれが人間か、あぁなんて人間臭いのだろうか。あんな間近で見るのは初めてだ」

「如何ですかな、このままこの村に永住してしまっては?」

――…「これでこの村も安泰だ、」

――…「    が出来たのだから」


行き先はどこまでも暗く濁り始める。
やっと見えかけた光は、

『貴方を愛しています。だから、逃げて』

『お前を愛してる。だから、逃げろ』


どちらかが**にならなければならない………


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