藍色
第三章:病発覚?!
「おはよ…!!」
藍花はまた違った異変に気づき、すぐにしゃがんだ。
「あら藍花。どうしたの?」
「急に立ちくらみがしたの。気持ち悪かったぁ…」
「すぐに病院行きましょ。昨日疲れて寝ちゃったしね。」
「う…んあれれ…」
「また?大丈夫かしらね…」
「なんかムリみたい…」
「いいわ。お母さんが運ぶわ。」
「あたし最近太ってて重い…」
「なにをいってるの。娘のためよ。」
…数分後。病院についた。
「では、これに書いて渡しに来て下さい。」
…数分後。
「お願いしま~す」
「はい。少々お待ち下さい。」
…数分後。
「小柳藍花さん小柳藍花さん診察室にお入り下さい。」
「呼ばれたわ。行きましょ藍花。」
…「お願いしま~す。」
「こちらに寝かして下さい。」
「今日はどうなされましたか?」
「…昨日、熱があったんですけど、なにもかんじなかったり、今日は立ちくらみが…」
「そうですか。あとで検査をしましょう。待合室でお待ち下さい。」
「はい。ありがとうございました。」
…数十分後
「小柳藍花さん小柳藍花さん検査室にお入り下さい」
「藍花呼ばれたわよ。」
「うん。」
「…お願いします…」
「は~い。では、心配しないように説明をしておきますが、よろしいですか?」
「あっはい。お願いします。」
「え~っと…今回の検査は脳のレントゲンをとる検査です。なので、あの機械を使います。あの機械は大変安全なので、ご安心下さい。」
「あ~よろしくお願いします~」
「ではこちらにどうぞ。寝かして下さい。」
「はい。」
「では動かしま〜す。」
ウィ~ン…
機械の動く音が響きながら、5分後。
「藍花さん終わりましたよ~。」
「あっ、はい。」
「お母様~、終わりました~」
「あっ、はい。ありがとうございました~」
「もう少ししたら呼びますので、待合室でお待ち下さい。すみませんね~」
「あ、大丈夫です。わかりました~」
…数分後。
「小柳藍花さん小柳藍花さん1番診察室にお入り下さい。」
「あ、呼ばれた。藍花、行くよ~。」
「お願いしま~す」
「先ほどの結果ですけど…」
「…どうでしたか?」
「特に異常は見られませんでした。」
「よかったぁ~」
「でも、ある病気の疑いがありまして…」
「うそ…なんでですか?異常はないんですよね?」
「心の病だと思われます。心なので、異常は見られないんです。…大きな病院で検査することをおすすめします。」
「そんな…」
「尊敬できる先生がいるのですが、どうしますか?」
「…お時間を下さい。」
「わかりました。お決まりになりましたら、こちらにご連絡下さい。今日はこれで終わりです。…お疲れ様でした~」
「わかりました。ありがとうございました~お疲れ様です~」
…数分後。
「小柳藍花さん~」
「今回の料金は1500円になります~。あと、こちら紹介状です。ぜひ参考にして下さい。」
「はい。わかりました~……ありがとうございました~」
「やっと終わったね、お母さん。」
「そうね。でも、また相談して、大きな病院行くかもよ。」
「わかった。」
「じゃあ、帰りましょ。」
「うん♪」
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