その日の夕方、私はとても退屈だった。

最近旺介さんは夕食に間に合うように帰ってきてくれる。
だから私は張り切ってお昼頃から夕食の準備をしてしまうので
夕方にはもうやることはない。

タキさんの仕事を取り上げてしまったようで申し訳なく思うけれど
タキさんは有難いと言ってくれるのでそれを信じよう。


午後6時。
もうお風呂も済ませてしまったし、
タキさんも離れの家にいるので話し相手もいない。

はやく旺介さんが帰ってこないかなと思っていたその時、
玄関のベルが大きな音で鳴った。

・・・誰だろう、お客様だろうか。
だって旺介さんはベルを鳴らさない。



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