この間から、旺介さんが言った言葉が耳から離れない。
 
 ”葵は僕の帰りを待っているわけじゃないだろうけど、
 それでも僕は、毎日葵がいると思うだけでとても浮かれているんだよ”

そう言っていた旺介さんはきっと寂しい人なのだと思う。

結婚したいと思わないのも、家族というものがイメージ出来ないからだ。
だから今、私を妻として傍においた事によって
初めて家族というものを感じているのかもしれない。

子供としてでもペットとしてでもいい。

あと四ヶ月、優しい旺介さんのために何か出来るだろうか。
旺介さんが喜ぶ事を、楽しいと思える事をしてあげたい。



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契約  偽装  結婚  年の差  ペット  大人  社長 

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