大人の恋愛~背徳の行方~
帰国と家族
留学していた、梨桜と環は、留学先のエドワード教授から、

「君たちに、就職の話があるんだが・・・
 君たち、ナショナル証券で、働かないか?
 もちろん勤務地は、日本だ!どうだろう?」

梨桜も、環も、これから日本へ帰って就活は厳しく、元々は、大学の
教授から、就職先も紹介してもらうことになっていたので、
二人は、快く承諾した。

「君たちのように、優秀な人材が欲しいと、ナショナルの人間に
 打診されたんだよ・・・。
 そいつは、僕の古くからの友人で、ナショナルも日本の市場に
 力を入れたいらしくて、それで日本人の優秀な人材を!って
 言われて、君たちを紹介したら、是非にと・・・・
 T代の山田教授には、話を通してあるから、大丈夫だよ!」

「はい、ありがとうございます。エドワード教授。
 ありがたく、お話を受けさせていただきます。」

梨桜と環は、エドワードの就職の話を受け入れた。

***********

「良かったね。就職も決まったし。来週には、日本へ帰れるし
 日本へ帰ったら、忙しいわね!」

環が、上機嫌で話をすると、

「本当に。来週か・・・・住むとこ決めなくちゃ・・だね」

二人の気持ちは、既に日本へと向かっていた。
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