今にも凍え死にそうだ。

たいまつどころか、月も、星の一つさえもない暗闇。

全てを凍てつかせる風だけが、ひっきりなしに吹き続けている。

息を吸う度に、肺が凍りつきそうになる。

その寒さは、ヤーコフがまとう毛皮では、到底防ぎ切れるものではなかった。

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