紅炎と雷炎 ②


~10分後~


美樹「千尋、もういいかな?」


千尋「……うん。 もういいよ!」


うわっ! 
必殺殺人スマイルがあたしに向けられてる!


やばい…
これは本当に死んでしまうくらいかわ…って!
そんなこと思ってる場合じゃなかった。


美樹「じゃあ、最後はあたしだね」


陣「本当にいいんだな」


美樹「大丈夫だよ。 だけど、何から話せばいいかわかんないから、みんなが気になってることを言ってくれないかな?」


陣「気になってること…?」


美樹「うん」


陽「じゃあ、なんでハッキングしても情報がでないか教えてくれない?」


美樹「OK。 それは、あたしのハッキングの腕が世界№1だからだよ」


陽「は?」


美樹「だから、あたしは零だって言ってんの」


陽「本当に…?」


美樹「うん」


陽「でも、なんで?」


他のみんなはびっくりしすぎて唖然としちゃってる…。


美樹「それはね…」


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