「神さま、神さま、確かに人間はどーしようもないアホウばかりです。

 自然は破壊するわ、自分の首を絞めてんのも気付かないわで、ほんとどーしようもないです。

 救いようがありません。だけど、頑張って生きてます。

 少しでも良くしようと努力はしているつもりなんです。

 バカだから、その努力も見当はずれだったりするかもですが、それでも善意だけは汲んでください。

 この御山も、こんなハゲ坊主にされて、しかも、こんな重たい家をわんさと建てられてお怒りかも知れません、・・・」

 ぶつぶつと、一心不乱に祈りました。

「もう少し、もう少しだけ、見守っていてくださいませんか。

 自滅するかも知れないけど、なんとか頑張って、挽回します。だから、」


 御山はガンとして、わたしを拒絶したままでした。


 懸命に祈っていた時です。

 ふいに、背中から一筋の光が天に昇っていきました。

 すぅっ、と。


 あの感覚はすごいですね。

 今まで感じたことがないくらいの、ものすごい多幸感を味わいました。

 昇天、というヤツですよ。

 そしたら、今まで一歩も入れなかったのが嘘のように、御山が結界を解いてくれました。

 なんだったのかは、未だに解かりません。(笑