【完】結婚からはじまる恋《2》

ー深幸side-

帝さんにはキッチリとした証拠が固まるまで自分のコトは内緒にしてくれと頼まれた。



不審者対策に頂いた麻縄と手錠だけど…持ち歩くには重たくてベットの下なら見つからないと思ったのに。



頼には目ざとく見つけられてしまった…




「…たくっ…お前の言い分は分かった…」



「…」



頼は私の言葉を呑んでくれた。




頼はヤケ気味に缶ビールを煽り、唐揚げを口に運んだ。


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