永遠の幸せを
《11》強引な結婚式

ー美紅sideー

2週間後ーーー・・・


お父さんは言葉通り…私と圭吾の結婚式及び披露宴を実現させる。

相馬議員の口封じには何とか成功したらしい。


「君のお父さんの強引さには頭が下がる…」


圭吾もお父さんにひれ伏した。


私は悪阻から来る気分の悪さがずっと抜けない。


挙式は無事に終えたけど…

2時間の披露宴…倒れないか心配だった。




私たちは高砂席に並んで座り、来賓者の挨拶を訊いていた。




「大丈夫か?」



「うん、まぁ」



隣に座る圭吾は私をずっと気遣っていた。



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