永遠の幸せを
「・・・」


澤北さんは俺を人気のない廊下の隅に誘った。



「貴方ですか??…藤ヶ谷の相手の医者と言うのは…」



「…あ、いえ…」



「我が社はMRの規約として取引先との個人的な交際は禁じられています…彼女はその規約を犯し、この病院の担当から外されました…」




「外された!?」




美紅は何も、俺には言わなかった。




「公私混同は止めて欲しい…藤ヶ谷は優秀なMRです。会社だって彼女には期待しています…」




「申し訳ございません」



「…病院は出会いの場所ではありません。貴方も医者としての責務を果たしてください」





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