美衣の妊娠がわかったとき、俺はすっげー嬉しくて嬉しくてたまらなかった。


俺の昔からの夢は、

──美衣と結婚して幸せな家庭を築くこと。


今でも十分すぎるくらい幸せだけど、子供ができたらもっと賑やかになって毎日楽しいんだろうなって想像したら、子供の誕生が待ち遠しくてしかたがなくなる。


けれど、その一方で美衣は妊娠してから酷い悪阻に襲われていて、夜中も何度もトイレに駆け込んでは吐いている美衣を見ていると、二人の子供なのに美衣にばかり辛い思いをさせてしまっていることに心苦しさを感じるんだ……。


こんな時こそ、せめて美衣の傍にいてやりたいと思うけど、仕事が不規則な俺はあまり家にいることもできず、美衣をひとりにさせてしまっている時間が長い。


もしも俺のいない間に美衣に何かあったら……


そう思ったら心配で心配でいてもたってもいられなくて。


美衣にとっても腹の子にとっても一番いい方法は何かと考えた時、やはり悪阻が落ち着くまで美衣の実家にお世話になるのがいいじゃないかという結論に至ったんだ。







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