俺様男子とラブ同居
「はーい」

「ご飯だよー」

「はーい…」


坂本先輩にメールを送信して、自分の部屋を出る。



期末テストも終わり、あとは夏休みを待つだけの時期。

ほぼ毎日のように、坂本先輩とメールのやり取りをしていた。


毎日メールをしているうちに、なんとなくではあるけど…少しお互いに慣れてきた私たち。

私は慶太以外の初めての男友達に、新鮮な気持ちで接していた。





貴斗先輩…見た目とか、雰囲気通り、すごく優しくていい人だな。

気を使ってくれるし…


この数日間で、坂本先輩のことを『貴斗先輩』と呼ぶようになっていた。




カチャ…


階段を降りリビングへ行くと、テーブルには夕飯のしたくが出来ていた。


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