俺様男子とラブ同居
夏休み
歩夢side


「♬〜」


鼻歌を歌いながら、大きめのカバンに荷物を詰める。



今日から夏休み。


おっと!

通知表の結果は、聞かないでね(笑)


今私は、これから彩の家に泊まりに行く準備をしているところ♪



今日は、いっぱーい彩とおしゃべり出来る♪

あー早く行きたいな!




コンコン




「はーい」


部屋のドアをノックする音がして、私はドアに向かって返事をした。すると…



ガチャ


「準備できたの?」


お母さんが、私の部屋に入って来る。




「うん、大体は」

「パンツとか着替えは?」

「持ったよ(汗)」


高校生にもなって、友達の家に泊まりに行く準備くらい、1人で出来るって。




「彩ちゃんのお母さんによろしくね。玄関に置いてある紙袋、彩ちゃんのお母さんに渡して」

「なに買ったの?」

「水ようかん♡」

「ふーん…わかった」

「あんまり、ご迷惑かけないようにね!夜はなるべく早く寝るのよ?」

「わかったわかった(汗)」



あー、うるさい。
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