俺様男子とラブ同居

ときめく想い

歩夢side



ん………?



眩しい太陽…

生暖かい風が、肌にあたる…


そして目の前には、見慣れない景色…




砂……?


最初に目に飛び込んで来たのは、砂場。



「…起きたか」


っ!

上の方から聞こえて来る声…

声がした方にとっさに目をやると…




「け、慶太!?」


慶太は右ひじを頬につきながら、私を見下ろしていた。

私はその時初めて、自分が慶太の膝に寝転がっていることに気がついた。





「え、なん……で!?私っ……」


慶太の膝の上で寝てんの??



昨日の夜…彩とコンビニに行ったら、慶太と圭佑くんに会って・・

そんでこの小学校に来て…逆上がりやって………


あれ?

そっから覚えてない(汗)!

なんで!!?




「お前全然起きねえから、ずっと同じ体制してて疲れたぜ…」




体を伸ばしながら、大きなあくびをする慶太。
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