俺様男子とラブ同居
「私はね、慶太に初めて会った時からだよ。あの日、私にチュッパチャプスくれたでしょ?」

「聞いてねえよ。しかも、そんなこと覚えてねーし」

「ひっどー!私は今でも鮮明にお…………っ!」


不意をつくように、慶太は私にキスをした。

目をつむるのも忘れたから、きっとマヌケな顔をしているに違いない。




「…タバコくさーい!」

「これから慣れるって」


慶太はケラケラと笑って、また私を抱きしめた。




高校1年最後の日に…

私は、大好きな人と結ばれた…



この最高の日を、

私は一生忘れないよ…
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