俺様男子とラブ同居
……………



「えー!永井くんと、メールやめちゃったの?」


体育祭が始まり…生徒たちは校庭に出て、各種目をやっていく。

まだ出番のない私と彩は、応援なんかそっちのけで、ガールズトーク。




「うん…なんか話してみたら、案外つまらなくてさ・・」

「そうなの?」


なんか、爽やかで良い人そうだったけど……

まあ、良い人でも、つまらなかったら意味ないか(汗)





「なんかね〜すごーく、真面目なんだよね(汗)多分、今まで女の子と付き合ったこともないし…遊んだ経験もないみたいなんだ」

「そうなんだ…」

「そりゃあ真面目な人がいいけどさ・・全然遊んでない人も、嫌だなぁとか思っちゃった」

「ナルホドね〜」


彩が言ってることは、なんとなくわかるなぁ…




「あー、永井くん…顔はタイプだったんだけどなぁ」

「…だろうね。永井くんて、中学のとき彩と付き合ってた先輩に似てるよね♪」

「バレた(汗)?」

「バレバレだって♪何年、友達やってると思ってんのさ」


永井くん見た瞬間、妙に納得した自分がいたもんな(笑)




「アハハ、恥ずかしい(汗)でも、ごめんね…歩夢に、色々協力してもらったのにさ・・」

「そんなの、いいってば(汗)気にしないでよ〜」
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